オタクのハートはもう限界だ

ねこ二匹と暮らすサッカー大好きおたく社会人の片思い※年下彼氏にクラスチェンジした!

エンタメパリピ人間の病み期

ちょっといろいろあって記録を残す気になれなかったが、やっぱり日々LINEでイチャイチャ甘々してるのが嬉しいのでそこに至るいろいろは書いておきたいと思う。


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ジュンタロウの離婚調停真っ最中、付き合う前の友達時代、脈があるかないか一番曖昧な頃……
ジュンタロウの家に行くこと1回&私の家に泊まって遊ぶこと2回という状態のころだ。

 

私の地元で社会見学をしたその翌週、私が遊びに行った。


奴が住む町は観光地なので、行く理由は超大量にあったが正直に「来てくれた回数分行く」と言っておいた。


とはいえいろいろと抵抗があったので、一番最初はビジネスホテルの予約をした。


このときまだ気候的に暑く、私自身の肌荒れがひどかったため全身に薬を塗りたくっていたから恥ずかしいというのが大きいのだがやはり「異性の家に泊まらせてもらう」というのをこちらから提案したくなかったのだ。


ところがこれを伝えると

・観光地ど真ん中に迎えに行くのが大変
・長い時間遊べる
・家に泊まってもらう分には全然かまわない
・大体、宿泊費が勿体ないだろ

というかんじの理由で泊まるようかなり強く勧められてしまった。

 

となれば私は「え、それでいいならそうするわ」と二つ返事である。
かくして既婚ジュンタロウ家初のお泊り会が決行となった。

 


当日、ドキドキソワソワしながらジュンタロウに絵に到着したが私の中にはいろんな感情が渦巻きすぎて数時間放心していたように思う。


放心しすぎてなにもできなかったのでここで、その後数か月間私とジュンタロウの間で「お互いを繋ぎとめる術」として力を発揮してくれたツールに初めて触れることとなった。

 


映画である。

 


オタク要素を抜きにして私が対外的にアピールできる趣味は「サッカー観戦」「映画鑑賞」「一人旅」だ。

かなり多趣味だと思う。

 

 

私の記憶が正しければ、若かりし日のジュンタロウはかなり趣味が多い男だったように思う。とにかくいつも大体何かをしていた気がする。

 


ところが、再会した頃はそれが一切合切なくなっており何を聞いても「知らない」「なにそれ」と目を丸くしていた。
どれだけものを知らないかというと、世界的海賊映画を観たことがなかったレベルだ。

 


原因は定かではないが、日常生活において「それどころじゃない」という事象があまりに多かったのではないかなと勝手に予想した。
私はなんだかんだ絶交状態だった10年をそれなりにエンジョイしていたので、その部分だけは気の毒だなと思う。

 


話を戻す。今にして思えばジュンタロウは私の趣味すべてに影響を受けてくれて一緒にしてくれるようになっているのだが、一緒に映画を観るという行動はおそらくこのときが初であった。

 

このとき観た作品であるが、よりにもよってホラー・パニックにSFをぶっこむとかいう珍味映画「NOPE」である。

 

理由はちゃんとある。

ジュンタロウが動物や天体といった自然物が好きだと言っていたのと「怖いのは苦手だがオカルトは好き」という趣味嗜好まで把握していたため「それならこれ、ピッタリ」と出してきたのだ。


案の定、奴はハマった。
観終わった後とにかく語りまくったし、なんとなく興奮していたのが見て取れた。


このあたりから「ミソノ、物知りだな。しかも趣味が合う」というフィルターがかかっていろんなことを話す取っ掛かりになったように思う。


「すすめられるものは大体俺も好き」というかんじの感触もこのあたりからだ。

 

私の脳みそはエンタメに特化しているが「文化」も入り、言語学民俗学といったものを趣味程度でたしなんでいるのだがこれが幸いにしてジュンタロウの好奇心が向く方向ど真ん中要素だったのである。

 

私の趣味は3つあるが、ほぼすべて「遠距離でも楽しめる」「遠距離だからこそ楽しめる」というものだったからこそ今にも繋がっていると思うのだが、この「NOPE」がスタートラインだったのだ。


当時の私、非常に良い決断である。拍手と握手をしたい。


このあと調子を取り戻した私は「市街地でも散歩に行くか~」という誘いに乗って観光地に散歩に出かけた。


はたから見たらカップルか友達か…といわれると、このときはまだ「友達」の距離感だったのではないだろうか。

 

そのわりに甘いな…という奴の発言は多かったが、残念ながら物理的距離が縮まるのはまだ先である。


料理が趣味というジュンタロウの手料理を初めて食べ、その日の夜は特に何事もなく明けていった。


私はベッドを借り、ジュンタロウはソファで寝ていたが「記憶通りなら奴は翌朝、9時までは絶対起きない」と就寝時、私はどこか白けていた。

 

友人が県をまたいで遊びに来ている…というのに目覚まし時計を設置することなくマイペースに眠りこけるというのは個人的に「ナシ」である。

 


とはいえ私自身が朝型でしかも不眠症気味であることからそう感じているだけだし、今思えば当時の私は「その程度の相手」だったから仕方がないのだが、せめてパフォーマンスはしてほしかったなと感じた苦い経験であった。

 

だから今回も「まあそうでしょうね」と思っていたし案の定、奴は9時まで本当に起きなかったが今回は「起こしてくれていいのに」とボヤきが入った。

初である。

 

「前から思ってたけど、多く寝ないといけない人でしょ」
「体質的なものは絶対あるし健康を害すようなことはしないよ」
「そもそもただでさえ消耗してるんだから(離婚調停)」

 

そういちおう話したが、なんとなく憮然としていた気がする。

 

 

前日からドライブウェイ的なところを走ると決めていたのでここを攻めつつ、ものすごくデートらしいことをして夕方ごろに家に戻ってきた。


紅葉が美しくて「ちょうどいいタイミングに来たなー」としきりに話していた。

 

以前「チェリまほの町田〇太みたいな、好き好きオーラ出しまくりの彼氏に優しくされる世界線」というようなことを書いたのだが、なんだかんだこれってそうだよなあと感じていた気がする。


気がする、というのは今とは比べ物にならないくらい塩だからなのだが当時はこれがMaxであった。
なんともいじらしいな当時の自分…と肩を抱きに行きたくなる。


このときはまだ「一緒にいる時間を伸ばす」という概念がなかったため「翌日に響かないくらいの時間に帰るよ」と塩な対応で夕方には帰り支度を始めすごい勢いで帰る流れが自然であった。


荷造りの直前「このゲームやろうぜ」と出したのがトライアルズライジングというバイクゲームだったのだが、これは私の家で開催した社会見学でもジュンタロウに大好評のバカゲーである。


バイクに二人乗りしてコースを走るモードがあるゲームなのだが、バランスを崩すとすぐに転倒するし相方を落とすし…という「やってみればわかる超面白いゲーム」なのだ。


ジュンタロウは笑い過ぎて地団駄を踏んでいた。

 

この時点で私はジュンタロウに対して「あかんこれ、好きだわ」という状態だったから「いかに落とすか」と必死になり始めていたのだが、

かなり失礼を承知で書くと「前妻が女としてあまりに各上なら見た目の面でまず勝てないが、そうではなさそうだ」という勝算が見えた気がしたのだ。


届きそうで届きそうで…いやこれ届くな!と確信があったから、本気になり始めたところだった。

 

ジュンタロウは確かに華やかなタイプの男だが、見た目や年齢で女を選ぶタイプではない。

そしておそらく経済力でも選ばない。
フィーリングである。

 


とにかく、私といる時間はひたすら楽しい時間にする。
肯定しかしない。
ひたすら笑ってもらって、安心感を得られる時間を提供する。
これを続けて心の傷を癒し続ける。

 


長く茨の道であるなあと感じてはいたし、友人からは「お前じゃないと無理だよそんな悠長な接し方…」と呆れられたが「温泉とか行きたくね?」という話題がジュンタロウから出始めたのがこの頃だったから「脈だろこれ絶対ィイイイ」とイケイケ状態の私は耐えられたのだ。

 


とにかく、一人でも生きていけるように一人でも楽しめる趣味を極めまくっていたことがここで花開くとは予想外であったが

 

何かの事象には絶対何か理由がある、偶然ではない

 

これを体現するようなパズルのハマり方だと改めて思う。


これもこじつけかもしれないが、私は信じていたし縋っていた。

 

でないと、口では「いけいけ」と言っていたが折れそうだったのだ。

よく頑張った。