オタクのハートはもう限界だ

ねこ二匹と暮らすサッカー大好きおたく社会人の片思い※年下彼氏にクラスチェンジした!

マメで優しいことと脈

ジュンタロウはマメで優しい男だ。

だから脈ありと脈なしのラインが非常に曖昧だ。

 

「他の女の子と比べて」という比較ができれば1番いいのだがそもそもが遠距離だし共通の友人は男だらけ、しかも彼らも結婚後のジュンタロウとは「普段から密接に」という関係性でなかったらしいから探りようがない。

 

今、私という人間とどんな接触をしてくれているかという事実のみで判断するしかない。

 

 

先日初めて「そういうところが好きだよ」というメッセージが届いた。ちなみに「ストイックなところが」だそうだ。

 

 

 

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「ありがとー!」と返しておいたが内心穏やかではない。職場でトイレに行く途中に目にしたのだが「オッフ」のような声が出ていたと思う。

 

普段の会話の中で「そういうの良いな」「気が合うな」「同じだわー」という共感こそあれど、その同意や好意はなんらかのツールに対してだ。

物を大切にするだとか、アメカジ系の雑貨が好きだとか、そういう趣味嗜好についての「好き」という単語を使ったやりとりはもう数え切れないほどしている。

 

そんな中で明確に「私自身を模る要素の一つ」に対しての「好き」が初めて現れたのだ。「脈ありってやつでしょこれは!!!!」と顔が笑っていたと思う。マスクに感謝した。

 

ここで一つ、自分の中で片付いた後悔や葛藤がある。

 

20年前の私に言いたい、今のお前では奴に惚れてもらうのは間違いなく不可能だと、これを断言できるようになった気がするのだ。

 

先日の日記で「あの頃から脈らしきものがあった気がする〜♡」と書きはしたが、こういう脈を感じる愛情表現はまったくなかった。

趣味から自分のことまで、あのときもたくさんの話をしたがここまであからさまに好意を伝えてくるようなものはなかったし、どきどきするようなやり取りはなかった。

 

扱いは完全に「良い友達」枠のそれである。だからこそ私は「脈………………いや、脈なしかな」と感じたのだ。

 

そもそも、少なくとも当時の私は「ストイック」ではなかった。この理由で、彼に褒めてもらうことができる女ではなかった。

コスプレも絵も仕事も、実際にした努力以上のものを求めて常に不満を抱え、場合によっては攻撃に転ずる嫌な女であった。もし何か進展があったとしても、奴の言う「歴代クソ彼女」の一員に入っていた可能性が高いように思う。

 

会っていない10年の間に双方で何かがあり、私は人として成長し、奴の感性も変わり、そしてやっと凸凹が噛み合い始めているのであろう。

 

もうすぐ人生後半、私の今までなんだったんだという虚無感は否定できない。あと10年早ければと何度も思った。

しかしこの10年は、少なくとも私にとって必要であったのだと最近思う。

 

私が過去交際してきた彼氏と呼ばれる男性たちの中で「クソ」といまだに思っている人間は一人だけだ。あとは私を心から愛してくれていたように思うし、社会的な信頼を得、友人にも恵まれている立派な男性たちであった。

しかし私がそうなっておらず良さがまったくわからなかったし、相手を幸せにする度量は間違いなく備わっていなかった。

 

ジュンタロウとどうなるかはまだまったくわからないが、今来てくれたことを感謝する。

 

ちなみにジュンタロウが今見せている脈ありサインは、正直言うと数え切れないが個人的に嬉しかったのは

①顔を超見つめてくる、普通に話しているときはもちろん運転中も超見てくる

②手を触ってくる、超ナチュラルに触ってくるが違和感になってきている

③来年の話をしてくる、なぜ来年の私がフリーであることを確約しているのだろう

④私が「これ好きなんだよね」と話したアニメやドラマを全部見ている※アニメ話数は合計50話以上、ドラマはもっと多い

 

……………………人懐っこいとかマメとかそういうのでなく、本当に脈があると信じたい…………